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眠れない。


眠れない夜にロクな事を考えたためしが無い。
色々なことが頭の中を横切り、焦り、ますます眠りから遠ざける。
それでも猶、その焦りに抗ってなんとか柔らかいまどろみの世界に近づこうとするが
遂には諦め、毎夜のごとく続く悪循環の波の中へとずるずる沈み込むことになるのだ。

そんな夜は時計の針は張り付いたように進まず、月は動かず、空気はよどみ
僕の頭の奥底にあるタンパク質の塊だけが、ジクジクと疼き、特殊な電波で阻害する。
そんな思考ノイズに頭がおかしくなりそうになるのを忘れるために、出来るだけ何も考えずただ呆けたように動画をみたりして朝を迎える。

日が昇り始めると、なぜだか安心する。
たかだかと登る頃には限りなく夢と現の狭間に近づいてゆき、思考も躊躇も入り込む隙間もなくまどろみの世界へと落ち込んでいく。

そして目覚めは夕方。
陽の光が山の稜線の向こう側へと落ち込んでいくのを見てしまうと、まだ始まったばかりの一日がすでに終を迎えたかのような微妙な倦怠感に
最早何をする気も起きず、ただただ恐ろしく長く空虚な夜をまた迎えることとなる。


こんな生活いつまでも耐えられない。
寄る辺もなく、ただただ澱みにヒラヒラと浮かんでいるだけならば、いっそどんな急流でもいいから、それに乗り、押し流され、ここではないどこかへと行く方がよっぽどましだ。
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