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シシリヤに行ってきました。
相変わらず美味くて安いね。
行ったそばからもう次いつ行くか考えている自分がいるw


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 生まれつき色盲の少年がいた。
 ある日少年は通りでスーツを着て足早に歩いていくビジネスマンに尋ねた。
「世界はどんな色をしているの?」
ビジネスマンは気忙しそうに答えた。
「世界?何色だって構わないよ。私は忙しいんだ。失礼する。」
そう言うとビジネスマンはあっという間に去っていった。

 次に少年は夜の街に立つ娼婦達に尋ねた。
「ねぇ、お姉さん。世界はどんな色をしているの?」
彼女達はクスクスと笑いながらこう答えた。
「世界はね、ピンクや黄色、綺麗な色に満ちているのよ。でも、みーんな作り物なの。坊やも大人になったら分かるわ。」
そう言うと、彼女達はまたクスクスと笑いながら去っていった。

 その次に少年は公園でダンボールにくるまって眠るホームレスに尋ねた。
「ねぇ、おじさん。世界はどんな色をしているの?」
ホームレスは目を細め遠くを見つめるとこう答えた。
「世界はね色に満ちていたんだよ。でもね、今はもう何もかも色あせてしまった。」
そういうと男は俯いて、少年がいくら問いかけてもそれ以上なにも答えなかった。

 最後に少年は、ゴミ捨て場に捨てられたロボットに尋ねた。
「ねぇ、一体世界はどんな色をしているの?」
ロボットはギギギ……と奇妙な軋みを立てるとこう答えた。
「私ニハ世界ハ眩シ過ギテヨク分カリマセン。ソレニ私ガ見テイル世界ト、アナタガ見テイル世界トデハ全ク違モノナノカモシレマセン。世界ハ何色ダッテイイノデス」

 その答えに満足した少年は、ロボットに礼を言って立ち去るといつもの住処に戻り、そして絵筆を取った。


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サリンジャーが亡くなった。
「ライ麦畑で捕まえて」は高校生だったオレに間違いなく大きな影響を与えた作品の一つだ。
世間の全てのインチキに対して腹を立て、悩むホールデンはオレにとってのヒーローだった。
ちょうど「風の歌を聴け」の英語版も読み終わったし、久しぶりに読もうかな。
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