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Ringo Deathstarr - Dear Future


オリジナルのディーパーズVerより好きかも知れない。
マイブラにかなり似通ってるからわざわざ聞かなくてもいいや、なんて思っていたけど
ボーカルのアレックスたんがかわいいのと、結局こういう音色はかなり好きで聴いていたりする。


弟がエフェクターを欲しがっていた。
そこそこギター歴あってzoomのマルチなんかも持っているくせに機材関係に全然疎い。
それぞれのエフェクターがどんな役割かを教えるのにオレのボードで音出しさせていたら
RATとメモリーマンをすっかり気に入ってしまったので困った。
他のエフェクターを薦めまくって、結局石橋で安売りしていたWay HugeのFat Sandwhichという歪みとベリのエコパコピーを購入。一安心。
いくらなんでも兄弟で足元が同じってのは、ねぇ?



以下、携帯料金を払わなかった話
書きかけのblogを放置するのはよくある。結局あきらめて消してしまう。
インプットも足りてないけど、アウトプットも足りてない。
意識的にどちらも(特にアウトプットの方は)増やしていかないとね。
相互的なものなんだし。
日々の日記とは違ってある程度の方向性を設けているとはいえ、誰かに向けて発信しているわけではないのだし
あまり推敲せず、考えず、所謂一発撮りでいいじゃないの。



 彼がこの数ヵ月程で学んだことは、携帯電話の料金を支払わなくても対して困らないということであった。友人たちはみな社会人となり、学生の時のように頻繁に遊ぶようなことはないし、そもそもそんなに遊びのお誘いが来るような人柄でもないのだ。仕事をしているわけでもないし、就職活動だって碌にしているわけではないので電話が必要なこともない。
 彼が携帯電話の支払いを止めて最初の一週間ほどは、ふさふさとした長い尻尾のような物を無くしてしまった動物のようにどこか落ち着かない気持ちが付きまとっていたが、次第に気にならなくなっていった。また気になっていた理由の一つに、携帯電話のサービスというものはいっぺんにすべては止まらず、メール→電話の発信→電話の受信と段階的に進んでいくため、電話会社からの連絡が毎日掛かってきていたことがあげられる。その電話の着信によって毎日彼は「お前は携帯電話が使えなくなるんだぞ?いいのか、困るのはお前だぞ」と迫られるような気分になっていたのだ。なのでとうとう電話の着信も止まってしまった時彼は心底ホッとした。「これでやっと自由になれた」と思ったのだ。
 しかし、そもそもなぜ彼が携帯電話の料金を払わないようになったのか?それは一縷に財政的な問題であった。彼は随分前に勤めを辞めてしまい、毎日貯金を削ってぶらぶらしていたのだが、いよいよそれも底が見え始め身の回りの余分なものを削ろうと試みたのだ。その筆頭が携帯電話だった。
 そもそも彼は携帯電話が好きではなかった。というよりは、自分が携帯電話はもっている状況が好きではなかった。元来話し好きで、さびしがり屋の彼にとって常に人とある程度の繋がりをもてるこの機械は非常に便利なものであるはずだった。しかし、その期待は裏切られることになった。他人は彼が思うほど彼の事を必要としなかった。ならない電話、返ってこない返事。いざ返ってきたとしても、それらは期待外れの物ばかりであった。いつしか彼にとって携帯電話は、その眼前にあるだけで苛立つものとなってしまった。そのつるりとしたライムグリーンのボディをわくわくしながら手にした日の喜びはもうそこにはなかった。
 そんな思いをするのならいっそのこと止めてしまおう。そんな理由で止してしまったのだ。
 最初の一か月は楽しかった。ちょうどあまり人と会いたくないと思っていた時期とも重なり、わざわざ断りの文面を考えたり、見たくもないメールを見ないで済んだりといいことずくめだった。
 次の一か月も割合順調だった。ただ、ふとした拍子にあの携帯電話のライムグリーンが目につくようになった。読みさしの雑誌と小説の間からふと覗く鮮やかな緑。ライティングデスクの上に投げかけられた日差しをチラリと彼に投げかけるツルリとしたボディ。特別意識しているわけではないのに、ふと気がつくと意識の表層のどこかにするりと入り込んでいた。
 そんな生活が一カ月続いて、三ヶ月目に入るとますます見かける頻度が増えた。顔を洗ってタオルで水気を拭き取り顔を上げた瞬間。ぼんやりと考えごとをしていて目の前に焦点があった瞬間。特に探し物をしている時などは、彼の行く先どこにでも現れた。
 しかし、彼は今更料金を払って携帯電話を復帰させることはできない。もしも回線を復帰させたときに誰からもメールが、電話がきていなかったらどうしよう。その恐怖を考えるとどうしても復帰させようという気にはならなかった。このままシュレディンガーの猫的状況で来ているかもしれない飲み会やデートの誘いの可能性妄想しながらも、縛られない気楽な、そして少し物足りない生活を楽しむ方がいいのではないかと思う。だが、彼の視界にライムグリーンの携帯電話が入る頻度は益々増し、今や見えていない瞬間のほうが少ないくらいな気がしてくる。気がつくと彼はきているかもしれないメールのことを考え続け、それに返信し、会話を楽しんでいる。相手の休日であろう日になると、携帯電話をベッドで握りしめ日がな一日デートをする妄想をして過ごしている。最早食事をすることも風呂やトイレに行くことも忘れ、ただただライムグリーンのツルリとしたボディを握りしめ彼は一日中理想のやり取りをし続ける。彼の手の中で携帯電話がツルリと光る。



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